インド式秒速計算の
秘密を探る!!
文字式のすばらしさ
登録2008年6月26日


インド式秒速計算は簡単に
計算ができるテクニックです。
でもどうしてそんなに簡単に計算ができるの
その秘密を知って
数学の奥の深さを楽しんで
数学の奥の細道を歩き出しませんか。


下記の2乗の計算をしましょう。

  @15^2=   225
  A25^2=   625
  B35^2=  1225
  C45^2=  2025
  D55^2=(      )
  E65^2=(      )
  F75^2=(      )
  G85^2=(      )
  H95^2=(      )
左記の計算をして
隠れている法則を
見つけましょう。
インド式秒速計算では

十の位とそれに1を加算した数字をかけてその後ろに25を付ければ答えです。
例として

45^2=4・(4+1)×100+25=2025

となります。


すごく簡単ですね!!



 
でも、どうしてそうなるの??
疑問になりませんか
そこで文字式の出番です。
  45^2=(40+5 )^2=40^2+2×40×5+5^2
        ↑ 
     ここをaとする  =a^2+2×5Xa+5^2

    数字を入れて計算して、まとめてみよう

                =a(a+10)+25 
                      ↑
          この数字がインド式秒速計算の秘密です


インド式秒速計算の逆襲
  @51^2=(       )
  A52^2=(       )
  B53^2=(       )
  C54^2=(       )
  D55^2=(       )
  E56^2=(       )
  F57^2=(       )
  G58^2=(       )
  H59^2=(       )
どうですが 
今度は、どんな文字式になりますか 
  @41^2=(       )
  A42^2=(       )
  B43^2=(       )
  C44^2=(       )
  D45^2=(       )
  E46^2=(       )
  F47^2=(       )
  G48^2=(       )
  H49^2=(       )
これにはキーワードの5がありません。

でも、よく考えてみるとどこかに5が隠れています。

あなたはどんな文字式を作って
あなたのインド式秒速計算を作って下さい。 


インド式秒速計算の再逆襲


一般的な公式はあるの!!

23^2はどうなるの         

やり方は

20にして計算しやすく考えます。
その引いた分を
23+3=26としてひと桁目を足します。

よって
20×26のように計算しやすい式にして計算します。

20×26=520

これに3^2を足せば答えになるよ。

答えは
520+9=529となります。


 
 インド式秒速計算のすごさはまだある。


  x^2のような式が出てくる
  公式を考えよう。


< 参考>


blogに書いたことを載せました。
 久々に教材のアップです。「インド式秒速計算で遊ぼう」という計算の教材を作りました。
計算がもう少し出来れば授業がもっと楽しくなるのにと思っていました。
でも、今から九九をしますや足し算をやりますなんて少し恥ずかしいかもしれません。そんなときに少し計算がある興味を引きそうな題材があればと思って昨年はインド数学などの少し授業の導入に使ったりしました。

もう少し展開したいな〜と思っていたのでどうしてそうなるのか少し考えてみると面白かったのでその感じを生徒にも伝わるかなと思って教材にしてみました。

私の買った本の中で「暗算の達人」というのが一番面白かったです。これはハリウッドで数学マジックショーとしてお客さんの言った数字の計算を即座に答えるショーで大人気だった人が書いた本です。平方根や立方根など暗算マジックのテクニックが本当にいろいろ書いてあります。

面白いと思うので一度数学に興味のある人は読んでみて下さい。






授業で使えるプリントが
pdfでダウンロード出来ます。

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