スーパーボールで
すっ飛びストローロケット

登録2006年5月19日
更新2010年 1月16日
更新2006年10月11日


更新記録(2010年 1月16日
スーパーボール同士を輪ゴムをホッチキスで接続しました。
はじめにホッチキスでヒモの輪を止めるというのを考えました。
しかし、ヒモを結んで輪を作るのが難しいみたいです。
そこで、ヒモの代わりに輪ゴムにしてみました。
これだと一段と簡単に作れます。

更新記録(2006年10月11日)
2段・3段のロケットも載せました。
更新2010年  1月16日


<2段式すっ飛びストローロケット>


・直径31mm程度のスーパーボールに串を突き刺します。

・ホッチキスを開いて、輪ゴムを止めます。
(このときにホッチキスの針が立てになるように止めてください。取れにくくなります。)
・直径21mm程度のスーパーボールに直径4mm程度の穴を開けます。
(ドリルなどがないときは千枚通しなどで開けてください。)


・輪ゴムをホッチキスで止めます。
・ストローを8cm程度の長さで切る。


・先端にビニールテープを15cm程度切って巻き付けます。
(テープの長さはいろいろ試してみてください。長さが重さになるので飛びが違います。)


・串に通して出来上がりです。
<一段ストローロケット>
・ビニールテープの長さを30cm前後で重たくしてみてください。

・飛びは2倍ぐらいです。


<三段ストローロケット>
・直径45mm程度のスーパーボールを追加してください。


<4段ストローロケット>
・直径58mm程度のスーパーボールを追加してください。
(ゴムを2本つなげてください。ストローロケットが短くなります。)

<材料
・約38mm位のスーパーボール
  (重さが24gありました。)

・竹串(長さ18cm)

・直径6mmのストロー

ビニールテープ
  <作り方>

@竹串をスーパーボールに突き刺します。
 (割れるときは下穴として2〜3mmぐらいで穴を開けてから刺すと割れません。))

Aストローを10cmぐらいに切る。
 (重さが0.32gでした)

Bビニールテープをら約10cnぐらい切りる。
 (10cmで0.45gでした。)

C切ったテープをストローの先に巻き付ける。
(必ず、テープがストローの先より出るように巻いて下さい。当たったときにテープがクッションになります。)

これでできあがりですが、私はロケットのように紙で翼を付けて色を塗りました。
(翼が抵抗になるときがあるとので無いときの方が飛びます。厚い紙で作らずに、なるべく小さく作るのがいいかもしれません。)
<遊び方>

@ストローロケットを串に通して串を持ちます。

A胸ぐらいの高さから落とす。

B下に落ちるとその衝撃でストローロケットは天井まで飛ぶでしょう。

 羽を曲げると回転して飛び上がります。


体育館などでは落ちてくるストローロケットロケットを捕まえるのも楽しいと思います。

簡単に作るために1段ロケットにしましたが
やっぱり2段や3段のロケットが良く飛びます。
3段にすると150cmから落として体育館の天井ぐらいまで飛びました。
愛知物理サークルの舟橋さんも作っています。

<飛ぶ量は見た目の高さで>
1段ロケットは約3倍ぐらい飛びます。
2段ロケットは約6倍ぐらい飛びます。
3段ロケットは約9倍ぐらい飛びます。
飛ぶと思いますが高さを測れないの見た目です。
(出来たら実際に測ってみたいです。)

<2段ロケット>
2段目に直径21mm(4.08g)を先に付けました。

<3段ロケット>
1段目は直径56mm(82.25g)にしました。
 (ダイソーで直径約60mmと書いてありました)
2段目は直径31mm(13.00g)を中間にしました。
3段目は同じで直径21mm(4.08g)を付けました。

ひもをテープで止めてスーパーボールが飛びでないようにしています。


スーパーボールの直径は大体の大きさでも飛びますがストローとの重さが関係しているのでテープの巻く量を変えてみて下さい。


とよたフェスタで使用した説明用のチラシをダウンロード出来ます。

<スーパボールの穴の開け方>
2回に分けて穴を開けないと反対側が割れるときがあります。

はじめに直径3mmぐらいで穴を開ける。

直径4.8mmで穴を開けます。
このときに、反対が割れやすいので
穴を途中まで開け、反対から貫通をさせます。

直径4mmのストローを差し込みます。必ず穴の長さよりも1mmぐらい短くなるように切って下さい。
(ストローが長いと当たってロスになります。)
<参考文献>

・サイエンスシアターシリーズ (力と運動編B)
 「衝突の力学」(板倉聖宣・塚本浩司)
          定価2000円 出版社 仮説社


この中で、1968年にハンター先生の生徒がボールペンをスーパーボールに突き刺して落としたら飛び上がったそうです。

また、本の中にスーパーボールに串を刺して、ボールペンの筒を付けて飛ばす。というのがありました。
   (北海道:小出雅之さん考案)

これを気がるに出来ないかと思い、ストローに変えて、軽いのでビニールテープを巻いて重たくするのを考えました。
このとき、串を持って落とすので垂直に落としやすいです。

羽などを付けるとロケットになるので、子どもが工作がしやすく、絵なども描けるので工作性でると思います。


このサイエンスシアターシリーズは本当に面白いです。
<原子・分子編@〜C>
<熱をさぐる編@〜C>
<力と運動編@〜C>
<電磁波編@〜C 今は@が出ている>
この後に<電気編>と<音と波編>出る予定です。

やっぱり、仮説実験授業はすごいです。
みなさんも読んでみて下さい。




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