自転車に乗るための技術史

自転車の歴史を追えば子供は
けがをさせずに自転車に乗れる

 登録 2005年 6月18日


<自転車に乗るのは難しい>
みなさんも自転車に乗るためには、怪我をして・怪我をして乗れるようになったと思います。

私も親になり子供ができて、子供が自転車に乗れるようにしてあげたい。
自分の子供のときを思い出してみると、兄に「手を離さないでね」と頼みながら自転車をこぎ、そのたびに手を離されて倒れては怪我をしてやっと乗れるようになるものだ。

そう思いながら、自分の子供が「手を離さないでね!!」頼んでいるに、私は手を離して、そのたびに倒れて怪我をするが、少しずつ自転車に乗れるようになる。

それを見て、私が子供を成長させているのだという実感で悦になっていた私です。


<自転車には安全に簡単に乗れる>
テレビで、自転車に乗れない子を安全に・簡単に乗れるようにするという番組を見ました。
これにはもうビックリです。
あなたはどうしていると思いますか!!

@ペダルを取る。

A足でこいで、乗れるようにする。

B乗られるようになったら、ペダルを付ける。

C足でこいでから乗って、ペダルを使用してみる。

これで乗れるようになるのです。

自転車に乗るためには自転車に乗るのと、ペダルを蹴ると言う動作をしているので
それらを分けて練習すると誰でも乗れるようになるのです。


ここで紹介しているのは、たぶん大阪府堺市の自転車博物館サイクルセンターで紹介している乗り方でしょう。


<すぐに乗れるから作った技術者>


ドイツでドライス男爵が足で蹴って進む自転車を発明しました。

これだけでも昔は相当早かったのでしょう。


これなら誰でも乗れるはず!
速く走る自転車を
作りたい技術者


ペダルを付けて、早い自転車を完成する。
もっと・もっと早く

前輪を大きくして速い自転車を完成する。

乗り降りが危険すぎる乗り物になる。
安全な自転車の誕生

チェーンを付けて安全な自転車を完成する。
参考にしたホームページ

       自転車博物館へようこそ
         (自転車の乗り方や歴史なども書かれています。)

       自転車広場ホームページ
         (自転車の歴史が写真と一緒に詳しく書かれています。)


<技術の歴史を知れば見えてくる現代の技術>
どうですか、乗れたから進化したのです。

自転車に乗るための自転車に乗る・ペダルを蹴ると言う動作も歴史から見ると明らかです。

どうですか。歴史をたどって練習すれば簡単に乗れるようになると思います。

現代は難しくなりすぎて、逆に本質を見抜くことが難しくなりすぎていると思いませんか

昔の技術を調べてみると、もっともわかりやすい形で技術が存在しています。
だから昔の技術史を知ることが大切なことだと実感しました。

また、子供に怪我をさせて、根性だ・根性だと思っていた私が、知識を持てば簡単にうまくなれるコツを見抜くことができると確信しました。
(孫が生まれたら、怪我をさせずに楽しく乗せてあげるぞと思う私です。)

技術を教えるときにかたぐるしくならずに、
「自転車に乗る練習のときに親に手を離された」とか
「怪我をしても我慢して、がんばって乗れるようになった」などと話をしてから、

「怪我をしないで乗れるようになるにはどうしたらいいと思う」などと質問して

それから、乗り方の答えを言って

自転車の歴史を話して、技術史の面白さや大切さを説明しています。

みなさんも楽しいとっておきの話があったら教えてください。


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