円の面積と円周の公式を間違える生徒が多くないですか?
そんなとき、私は四角形で説明します。
概算でπを3と考えると式が見えてくるような気がします。
1)円の面積と四角形
円と円に外接する四角形を黒板に描きます。
円の面積の公式は
半径×半径×πで呼びやすくするためにπr2と言ってます。
初めの半径×半径は正方形Aの面積です。
この正方形Aは外接する四角形の1/4となります。
扇形Bの部分を四角から引いてやると答えが出るので、
直感でどれぐらいになるか考えてみてね。
扇部B部の4カ所を足すとだいたい正方形Aと同じぐらいであるる。
扇部B×4≒正方形A
よって
円の面積は正方形の面積A×(4−1)=半径×半径×3となる
詳しく計算した人は面積Aを何倍すると円の面積になるかを調べると3.1415・・・・・と続くのでπという記号にしました。
概算でπを3とすると
正方形A×3≒円の面積となる
2)円の円周と四角形
円の円周の公式は
2×半径×πで呼びやくするために2πrと言ってます。
はじめの2×半径は正方形の円周の1/4になります。
これを4倍すると正方形の円周になります。
2×半径×4=四角形の円周
円の円周は2×半径より短いので
その短い部分dを4倍すると2×半径とだいたい同じに見えます。
よって
円の円周を概算で考えると
(2×半径)×(4−1)=2×半径×3です。
詳しく調べてπとして
2×半径×πとなりました。
円の面積の公式と円周の公式を間違えそうになったときは
この絵と話を思い出してください。