3進数の秘密

3進数は3個の組合せである。0、1、2とか<ない><足す><引く>など何でも良いのである。電気が流れない、右から左へ流れる、左から右に流れるこれでも表現できる。コンピュータもこれを利用して計算を考えると2進数よりも少ないビット数で多くの数値を表されることが出来る。こんなことも考えた科学者がいたが、方向を調べる回路が難しく実現しなかった。ここではその原理を考えてみよう。<表を作ろう> 1、3、9、27の数値だけで、足す(1倍)、引く(−1倍)、使用しない(0倍)を使って27まで例を見ながら表を完成しましょう。 
    6=(9−3)、5=(9−3−1)と考える

表を完成しましょう

3進数である・ないカード

3進数である・ないカード

厚紙に表に加算する数値をその裏に引く数値がくるようにして製作する。

<使用方法>

  1. 相手に27までの数値を頭に考えさせる
  2. まずは加算のカードを見せて”ある”と言うと次のカードへ (引くカードは見せる必要がない)
  3. ”ない”ときはそのカードの引くカードを見せる(その数値を引くのか、使用しないのかになる) 
  4. ”ある”と言われたカードの計算をする

<注意>

  1. 9のカードのから見せる方が計算が楽である。 
  2. 9の引き算で”ある”と言ったときは、27から9を引くので結果的に18の加算と考える。
  3. 計算結果が0〜−4のときは、27から引いて23〜27を表現できるようになっている。


    3進数カードの太郎ファイルをダウンロードが出来ます


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